テレワーク導入の賛否について【大学入試小論文】

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テレワーク導入の賛否について【大学入試小論文】です。

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テレワーク導入の賛否について

私は、テレワークを推奨するべきだと考える。なぜならば、テレワークは社員と会社側の両方にメリットがあるからだ。

まず、社員は時間を有効活用することが出来る。例えば、いつもは出勤のために1時間早く家を出なければならない。だがテレワークを導入すれば出勤分の時間睡眠を取れたり、子育てや介護といった家族との時間に使えたりする。イレギュラーなことが起こっても対処しやすい。それだけでなく、毎朝満員電車に乗ることもないので肉体的・精神的に負荷がかかった状態で働かなくてよい。つまり、ストレスフリーで業務を行える。

また、住む場所を選ばずに仕事が出来る。今ドーナツ化現象が問題になっているが、テレワークは住む場所がどこであっても業務可能であるため、郊外に人口が密集することはほぼないだろう。結果として、地方自治体や会社は費用を抑えられる。会社にとっては、従業員が出勤するための公共交通機関などの通勤費を払う必要がなくなるわけである。

またオフィスを構えるとなると借りるためのお金、維持費など様々なコストがかかる。しかしテレワークとは、インターネットを用いて場所や時間にとらわれずに働くものであり、これらの経費を削減することが出来る。また常日頃から社員に対してテレワークと通常勤務を織り交ぜて働かせることによってリスクの分散が可能になる。

一方で仕事と仕事以外の切り分けが難しいというデメリットもある。会社では意識せずに切り替えが可能であるが家では生活と仕事が共同してしまうため自分で意識的に切り替えをしなければならない。しかし場所ではなく時間や服装といった切り替えるきっかけをもちそれをルーティーン化していけば自己をコントロールすることが出来るだろう。またコミュニケーションの課題もオンラインで話す時間を適度に設けるなどのことで解決できる。

このことから私はテレワークを導入することに賛成である。

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