生成AIやエッジAIの進化により、AI市場は加速度的に拡大しています。それに伴い、AI技術を強みに持つ企業への投資にも大きな注目が集まっています。本記事では、日本国内で注目されるAI関連銘柄10社について、各企業のビジネスモデル、AI領域での強み、そして投資妙味(将来性)を詳しく解説します。
「どのAI株に注目すべきか?」と悩んでいる投資家や情報収集をしている方に最適な内容となっています。
注目のAI関連株10選
近年、ChatGPTに代表される生成AIの登場により、AIは私たちの暮らしや産業に急速に浸透し始めている。文章作成や画像生成、業務の自動化など、あらゆる分野でAIの実用化が進む中、その技術を支える企業への関心も高まっている。
また、政府や企業によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の流れにより、AIは業務効率化や人手不足解消の切り札として導入が進められている。さらに、自動運転やスマートシティといった次世代インフラにも不可欠な技術であり、今後の社会を支える基盤としての重要性が一段と高まっている。
こうした背景から、AI技術を持つ企業の成長性に期待が集まり、関連株への投資熱が加速しているのである。
ソシオネクスト(6526)|車載向けAI SoCで成長期待

半導体設計に特化したファブレス企業。富士通とパナソニックの半導体事業を統合して誕生。カスタムSoC(System-on-Chip)の設計・開発・販売。ファブレス企業として、自動車・データセンター・通信インフラ向けの半導体を提供。
- AI関連の強み…AI処理に最適化されたSoC(System on Chip)の設計力が強み。車載カメラ、画像処理用SoCで高い実績。
- 投資妙味…自動運転やエッジAI向け需要の拡大が追い風。ファブレスで高収益体質。IPO以降、注目度も高い。
アンリツ(6754)|5G・6G計測×AIの融合が強み

計測器メーカー。通信計測機器で世界的シェア。5G/6G関連に強み。電子計測器・通信機器の開発・製造・販売。5G・6G通信、IoT、自動車関連の計測ソリューションを提供。食品・医薬品用検査機器事業も展開。
- AI関連の強み…AI搭載のネットワーク監視ソリューションを展開。AIによる信号解析やトラフィック監視も。
- 投資妙味…6Gや車載通信市場の成長で中長期的な拡大期待。円安も追い風となる可能性。
ABEJA(5574)|産業向けAIのリーディングカンパニー

産業向けAI開発ベンチャー。小売、製造、インフラ向けのAIサービスを提供。AIプラットフォーム「ABEJA Platform」を核とした企業向けAIソリューション提供。小売・製造・インフラ業界向けにAI導入支援・データ分析サービスを展開。
- AI関連の強み…データ基盤からモデル開発、運用まで一貫支援。店舗解析、外観検査、物流最適化など豊富な導入実績。
- 投資妙味…AI導入の裾野拡大で成長期待大。2023年IPOで市場からの注目も高く、今後の契約獲得がカギ。
NEC(6701)|世界最高水準の顔認証AI技術

日本を代表する総合電機メーカー。IT・通信インフラに強み。ICT・デジタル変革ソリューション提供。企業・官公庁向けシステム開発、ネットワーク機器、顔認証・生体認証技術、宇宙・防衛事業まで幅広く展開。
- AI関連の強み…顔認証を中心としたAI技術で世界トップクラス。警察・空港向けなど官公需案件に強い。
- 投資妙味…デジタル庁やセキュリティ強化にともなうAI需要が支援材料。安定したキャッシュフローも魅力。
PKSHA Technology(3993)|アルゴリズム特化のAI企業

AIアルゴリズム開発会社。自然言語処理、画像解析などの技術を持つ。アルゴリズム開発・AI技術ライセンス提供。モビリティ・小売・金融分野向けAIソリューション開発。東京大学発のAI技術ベンチャーとして先端技術を商用化。
- AI関連の強み…AIソリューションを企業向けに提供。対話AIや業務自動化で多数導入実績。
- 投資妙味…官公庁や大企業との契約が多く、収益基盤は堅実。生成AIの活用などで拡大余地あり。
フィックスターズ(3687)|高速化技術でAI処理を加速

高速ソフトウェア開発とAI向けハードウェア制御に特化。ハイパフォーマンス・コンピューティング技術に特化したソフトウェア開発。GPU・並列処理技術を活用した高速化ソリューションを各業界に提供。
- AI関連の強み…並列処理・高速化技術に優れ、AI推論処理の効率化を得意とする。量子コンピュータにも関与。
- 投資妙味…AI・量子分野の成長とともに注目。メモリや計算資源の高速化ニーズにマッチ。
ソフトバンクグループ(9984)|AI投資のグローバル巨人

投資持株会社。世界中のテック企業に投資。孫正義率いる巨大企業。AI・テクノロジー企業への投資・育成事業。ビジョンファンドを通じた世界的なAIスタートアップ投資、通信事業、ロボット事業を複合的に展開。
- AI関連の強み…ARMやNVIDIA、OpenAI関連銘柄などを多数保有し、AIエコシステムの中核を目指す。
- 投資妙味…Vision Fundの動向次第で上下が激しいが、AI革命が本格化すれば再浮上も十分に期待できる。
ニューラルポケット(4056)|軽量AI×スマートシティ

AI画像解析をコア技術とするスタートアップ。アパレル、スマートシティ、モビリティ領域に進出。エッジAI技術に特化したソリューション提供。スマートフォン・IoTデバイス上でのAI処理最適化、リアルタイム画像認識・音声認識サービスを開発。
- AI関連の強み…軽量AIエッジ処理技術が特徴。スマホなどでリアルタイム解析可能。監視カメラや渋滞分析にも活用。
- 投資妙味…都市開発・スマートシティ分野の発展とともに成長期待。赤字解消・黒字化のタイミングが注目ポイント。
ラクス(3923)|業務効率化クラウドにAIを融合

クラウド型業務効率化サービス(経費精算・メール配信など)を提供。中小企業向けに強み。クラウド型業務支援サービス提供。経費精算・勤怠管理・メール配信システムなどのSaaSサービスを中小企業向けに展開、継続課金モデルで成長。
- AI関連の強み…業務効率化クラウドにAIを組み込んだ自動化機能を搭載。OCRや予測型入力なども。
- 投資妙味…ストック型ビジネスで安定した成長。AI活用でプロダクト価値の向上にも期待がかかる。
GMOフィナンシャルゲート(4051)|AIで決済セキュリティを強化

キャッシュレス決済プラットフォームを提供。GMOグループ傘下。クラウド型業務支援サービス提供。経費精算・勤怠管理・メール配信システムなどのSaaSサービスを中小企業向けに展開、継続課金モデルで成長。
- AI関連の強み…不正検知や決済パターン分析にAIを活用。リアルタイムでの異常検知システムが特徴。
- 投資妙味…キャッシュレス社会の拡大が追い風。AI導入によるセキュリティ強化も高評価ポイント。
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