社長の顔が見える上場企業5選|発信力ある経営者がいる企業は投資先として注目!

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株式投資をする際、多くの投資家が業績やチャートばかりに目を向けがちですが、「社長の顔が見えるか」「経営者が自ら発信しているか」という視点も、実は非常に重要な判断材料になります。

経営者が積極的に発信し、自らビジョンや戦略を語る企業は、社内外との信頼関係を築きやすく、企業文化も浸透しやすい傾向があります。結果として、長期的な成長を実現しやすく、株主に対しても誠実な姿勢を見せる可能性が高まります。

本記事では、そんな「社長の顔が見える上場企業」「発信力のある経営者がいる会社」に注目し、具体的な企業事例とともに、その魅力と投資価値を紹介します。

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なぜ「社長の顔が見える企業」が投資価値につながるのか?

① 透明性・信頼性の高さ

社長自身がメディアやSNS、noteなどを通じて情報発信をしている企業は、会社の方針・課題・将来像が見えやすく、投資家が判断しやすい材料になります。

② 経営ビジョンの一貫性

頻繁に発信している社長は、企業の方向性や事業ドメインについて明確な思想を持っていることが多く、「経営のブレ」が少ない傾向があります。これは企業の中長期的成長にとって重要な要素です。

③ 社内の文化形成と実行力

社長の考えが社内に明確に伝わることで、社員の意識や行動が一致しやすく、組織としての実行力が高まります。これが結果として業績にもつながりやすくなります。

④ リスク対応の早さと説明責任

不祥事や業績悪化時など、ネガティブな局面においても社長が自ら説明責任を果たせる姿勢は、企業のガバナンス力や投資家との信頼性の観点からもプラス評価されます。

売れるネット広告社(東証グロース:9235)

売れるネット広告社ビジネスモデル
主に通販(D2C)企業向けにネット広告の運用代行や、売上アップに直結するWebマーケティング支援を行う会社です。特に「初回購入率」や「定期購入率」など、成果を重視した広告設計・クリエイティブ制作に強みがあります。広告の「型」を重視した仕組み化が特徴で、実際に「売れる」ためのノウハウを体系化して提供しています。

  • 社長:加藤公一レオ氏
  • 発信:自身のキャラクターと独自理論を前面に押し出す。講演・書籍・メルマガなど非常にアグレッシブに発信。
  • 特徴:D2C業界において「売れる仕組み」をブランド化。社長=ブランドの象徴。

ZETA株式会社(東証グロース:6227)

ZETAビジネスモデル
ZETAは、CX(カスタマーエクスペリエンス)ソリューションを提供する企業で、ECサイト向けの自社製品「ZETA CX」シリーズを開発・提供。2024年10月1日、AIを活用したデータ解析に強みを持つサイジニア株式会社およびその完全子会社である旧ZETA株式会社、デクワス株式会社の3社が合併し、新生「ZETA株式会社」として再始動。

自社開発の「ZETA CX」シリーズを通じて、企業のデジタルマーケティング戦略を支援。これらのソリューションは、柔軟なカスタマイズ性とシステム連携を特徴とし、ECサイトの改善や戦略的マーケティングに活用されています。

  • 社長:山崎徳之氏
  • 発信:BtoBながら、noteやXで思想や業界の課題について地道に発信。
  • 特徴:検索やレビューといったEC向けSaaS分野でのプロフェッショナルとして存在感あり。

サイバーエージェント(東証プライム:4751)

サイバーエージェントのビジネスモデル図解
998年に設立された大手インターネット企業で、広告事業、メディア事業(代表的なものに「ABEMA」)、ゲーム事業(「Cygames」など)を展開しています。ネット広告代理店としても業界最大手の一つであり、AIやデータ活用を活かした広告運用の最先端を走っています。また、若手社員にも積極的にチャンスを与える企業風土が特徴です。

  • 社長:藤田晋氏
  • 発信:X(旧Twitter)やインタビューでの発信が活発。Abemaなど新規事業への挑戦を自ら語る。
  • 特徴:社内の文化や経営判断についてもオープンに話す姿勢がある。

マネーフォワード(東証プライム:3994)

マネーフォワードのビジネスモデル図解
個人向け(BtoC)に、お金の管理を簡単にする自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』や自動貯金サービス『しらたま』などのPFM(Personal Financial Management)サービス、企業向け(BtoB)に、法人・個人事業主の生産性や経営力向上を可能にする『MFクラウドシリーズ』および請求業務の負担を軽減する『MF KESSAI』を提供している企業。

  • 社長:辻庸介氏
  • 発信:FinTech業界の代表的存在として、Twitter/Xやnote、インタビューで頻繁に発信。
  • 特徴:経営哲学や組織づくりについて透明性を持って語る。

ラクスル株式会社(東証プライム:4384)

ラクスルのビジネスモデル図解
多重下請け構造下にある中小印刷会社や中小運送会社をインターネットで結びつけ、仮想的に巨大な供給キャパシティを持ち、ECサイトを通じて直接発注者と繋げるシェアリングプラットフォームを創出することで、1社が製造から販売まで全ての機能を持つ産業形態ではなく、サプライヤーと顧客の需給を効率良く結び付ける21世紀型の産業形態の在り方を提示していく企業。

  • 創業者:松本恭攝氏(ジョーシス株式会社代表取締役社長CEO)
  • 発信:DXや物流改革、企業文化について積極的に登壇・発信。
  • 特徴:自ら経営哲学を言語化し、組織に落とし込む姿勢が明確。
こうした企業の特徴
特徴 内容
✅ 社長=ブランド 売れるネット広告社などでは社長のキャラや信念がブランドの中核
✅ SNSやnote活用 note、X(旧Twitter)、YouTubeなどで自ら発信
✅ メディア登場多数 書籍出版、インタビュー、講演会に頻繁に登場
✅ 社会課題への姿勢 医療、地方創生、教育など、社会的なテーマと結びつけて発信

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