ビットコインの価格上昇や米国ETFの承認を背景に、暗号資産市場は再び注目を集めています。日本国内でもビットコインを保有・活用する企業や、暗号資産取引所を運営する企業の株価が注目され始めています。
この記事では、ビットコイン(暗号資産)と深く関わる日本の上場企業10社を厳選し、それぞれの事業内容や注目ポイント、投資妙味をわかりやすく解説します。2025年に向けてビットコイン関連株を探している方は、ぜひ参考にしてください。
- ビットコイン関連株とは?今なぜ注目されているのか
- ① マネックスグループ(8698)|コインチェックを傘下に持つ本命株
- ② セレス(3696)|ポイント経済圏×暗号資産で成長中
- ③ リミックスポイント(3825)|BITPoint再建とWeb3事業に注目
- ④ GMOフィナンシャルHD(7177)|GMOコインを中心にフルスタック展開
- ⑤ SBIホールディングス(8473)|マイニングやXRPも視野に入れた本格派
- ⑥ CAICA DIGITAL(2315)|Zaif運営&NFT・Web3強化中の小型株
- ⑦ メタプラネット(3350)|日本版マイクロストラテジーと呼ばれるBTC純投資株
- ⑧ gumi(3903)|ブロックチェーンゲームとメタバースへの攻め
- ⑨ Speee(4499)|DX企業からWeb3インフラへ布石を打つ
- ⑩ (参考)bitFlyer Holdings|非上場ながら業界インフラとして注目
ビットコイン関連株とは?今なぜ注目されているのか
暗号資産市場はビットコイン半減期やETF承認を契機に、再び成長局面に突入しています。こうした中で注目を集めているのが、ビットコインの価格に連動して動く「暗号資産関連株」です。特に日本では、取引所を運営する企業や、暗号資産を保有・活用する企業が上場しており、中長期の成長性やテーマ性を持つ投資対象として注目を集めています。
- ビットコイン価格と連動性が高い銘柄:メタプラネット、マネックスG、CAICA DIGITAL
- 安定した収益基盤+暗号資産事業を持つ大型株:SBIHD、GMO-FHD
- 再成長・回復期待の中小型株:リミックスポイント、セレス
- 将来のWeb3社会を見据えたテーマ株:gumi、Speee
① マネックスグループ(8698)|コインチェックを傘下に持つ本命株

ネット証券大手で、国内外で金融サービスを展開。コインチェックを2018年に買収し、暗号資産事業に本格参入。資産運用ビジネスを強化し、デジタル金融分野でのイノベーションを推進。
特に注目すべきは、暗号資産取引所「コインチェック」を完全子会社化しており、同社の米国上場(SPAC)計画も話題を呼びました。ビットコイン価格が上昇すると、コインチェックの取引量や手数料収入が増加しやすく、株価も連動しやすい構造です。日本を代表するビットコイン関連株の筆頭です。
② セレス(3696)|ポイント経済圏×暗号資産で成長中

ポイントサイト「モッピー」を運営するインターネットマーケティング企業。フィナンシャルサービス事業も展開し、DX化支援やブロックチェーン関連事業に注力。
暗号資産とは一見無関係に見えますが、子会社のマーキュリーがコインチェックと提携し、暗号資産を用いた決済やサービス展開を行っています。また、自社でビットコインを保有しており、時価評価が業績に影響することも。ポイント経済圏に暗号資産を融合する先進的な取り組みに注目です。
③ リミックスポイント(3825)|BITPoint再建とWeb3事業に注目

エネルギー・金融・エンターテイメント事業を展開する総合IT企業。電力小売事業「リミックスでんき」を主力としながら、暗号資産事業にも積極投資。
電力事業から暗号資産事業へと軸足を移しつつある企業で、暗号資産取引所「BITPoint」を傘下に持っています。
一時期業績が低迷しましたが、ビットコイン価格の回復により、取引所収益の改善が期待されています。Web3・ブロックチェーン分野への事業拡大も目指しており、再成長フェーズにあるテーマ株といえるでしょう。
④ GMOフィナンシャルHD(7177)|GMOコインを中心にフルスタック展開

GMOインターネットグループの金融事業会社。FX取引、CFD取引、証券業務を中心とした総合金融サービスを提供し、オンライン金融分野でトップクラスの地位を確立。
傘下の「GMOコイン」は国内有数の暗号資産取引所として成長を続けており、マイニングや決済事業もグループ内で展開しています。ビットコイン価格が上がると取引活発化・収益増が見込め、暗号資産のインフラ企業として信頼感があります。
⑤ SBIホールディングス(8473)|マイニングやXRPも視野に入れた本格派

金融サービス、資産運用、バイオテクノロジーなど幅広い事業を展開する大手金融グループ。ネット証券のSBI証券を中核として、アジア最大級の総合金融グループを形成。
ビットコイン関連では、暗号資産取引所「SBI VCトレード」の運営や、北欧でのマイニング事業、さらに米リップル社との連携(XRP関連)など、多面的に関与しています。機関投資家向けの暗号資産サービスやトークン証券なども展開しており、長期的なWeb3成長株と位置づけられます。
⑥ CAICA DIGITAL(2315)|Zaif運営&NFT・Web3強化中の小型株

システム開発・DX支援を主力とするIT企業。企業のデジタル変革を支援するソリューションを提供し、ブロックチェーン・AI・IoTなどの先端技術の導入支援に注力。
子会社に暗号資産取引所「Zaif」を持ち、NFTやメタバース関連事業にも注力。小型株で値動きが大きく、テーマ性も強いため、短期トレードでも人気を集めやすい銘柄です。BTC上昇局面では材料株として注目されやすい存在です。
⑦ メタプラネット(3350)|日本版マイクロストラテジーと呼ばれるBTC純投資株

旧レッドプラネットジャパンから社名変更。ホテル事業から転換し、ビットコイン戦略を中核とした投資会社として事業モデルを大幅に変更。
ビットコインを「デジタル金」として捉え、財務の一部をBTCで構成する戦略をとっており、日本版マイクロストラテジーと呼ばれることも。保有BTCの時価と連動して株価が変動するため、純粋なビットコイン価格連動銘柄としての性格が強いです。
⑧ gumi(3903)|ブロックチェーンゲームとメタバースへの攻め

モバイルゲーム開発で知られる企業ですが、近年はブロックチェーンゲームやWeb3領域に積極投資しています。
ブロックチェーンプロジェクト「Oasys」への参画や、関連ファンド運営も手がけており、暗号資産やNFTと絡んだゲームコンテンツの先駆的存在です。ビットコインそのものよりも、暗号資産によるエンタメ領域の拡張に関心がある投資家に注目されています。
⑨ Speee(4499)|DX企業からWeb3インフラへ布石を打つ

デジタル変革支援とマーケティングDXを展開するテクノロジー企業。不動産テック「イエウール」やデジタルコンサルティング事業で急成長を遂げる。
あまり知られていませんが、子会社を通じて暗号資産ウォレットやブロックチェーン技術の開発に関わっています。Web3インフラ領域への布石として捉えられ、将来的な拡張に期待が持てる中長期テーマ株です。
⑩ (参考)bitFlyer Holdings|非上場ながら業界インフラとして注目

国内最大級の暗号資産取引所「bitFlyer」を運営する老舗企業。暗号資産交換業第1号として金融庁登録を受け、日本の暗号資産業界をリードする存在。現時点では未上場ですが、関連会社や出資元企業が今後注目される可能性があります。
bitFlyerはビットコイン現物取引高で高シェアを持ち、日本の暗号資産市場の成長に大きな影響を与える存在です。
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