【政治・経済】市場の失敗

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【政治・経済】市場の失敗についてまとめています。一般的に、起業する際は、市場を間違えなければ、成功確率は格段にアップするというのが実感値です。市場が大きく、開かれており、またニーズもあるというような条件となります。それでは、市場の失敗とは、どんな条件のときに起きるのでしょうか。今回は、そのあたりをまとめています。大学受験にも対応しています。

市場の失敗

市場の失敗とは、市場機構が成立しない場合や市場が成立しても問題が生じている場合のことをいいます。

市場の失敗ケース

  • 完全競争市場が不成立
  • 完全競争市場で解決できない問題がある
  • 市場外の第3者の影響が大きい

の3つのケースがあげられます。

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完全競争市場が不成立

完全競争市場が不成立とは、独占・寡占状態であることも1つです。価格の変動が起こらず、価格の自動調節作用がはたらいていない場合は、市場の失敗におちいるケースが多いです。

たとえば、電気・ガス・水道などのように公共性の高い財やサービスについては。これまで政府が市場介入して政策的に統制価格を設定してきました。現在では、規制緩和が進み、電気、ガスなどについては、自由化が図られるようになりました。

完全競争市場で解決できない問題

公共財・公共サービスの提供などがそれにあたります。警察・消防サービスなどは、もともと儲かるものではいので、民間企業では提供されない財でありました。完全競争市場では、貧富の差は避けられませんが、警察・消防サービスは、皆公平にサービスを受けられます。

市場外の第3者の影響が大きい

2つの場合が考えられます。第3者に不利益を与えてしまう外部不経済と第3者に利益を与えてしまう外部経済です。

  • 外部不経済の例として、企業が生産活動を行うことで、地域住民に公害病を発生させてしまうなどです。
  • 外部経済の例として、駅の建設などです。駅ができたことで、その地域周辺の第3者が便利になります。この便利になることも市場の失敗ケースとなります。大学入試では、ここが狙われます!

現在の市場の状況

現代の市場は、完全競争市場が成り立っているとはいいがたい状況です。どの業界においても、大企業がその産業の市場のシェアを独占・寡占している場合が多いです。つまり、自由競争の結果、企業が淘汰されて大企業だけが残ってしまったとも言えます。成熟産業ほとそういう傾向が強くなります。

このような産業・市場では、競争相手がいないわけですから、価格を高くして利益を上げようとします。この価格が管理価格です。つまり。その産業におけるプライス・リーダー(価格先導者)が、高めに価格を設定します。それにより、数少ない競争相手も、その価格にあわせていきます。いわゆる暗黙の慣行です。話し合っていれば、独占禁止法のカルテルにあたります。

管理価格は、高く維持される傾向がつよい特徴をもっています。これを価格の上方弾力性といいます。さらに、独占・寡占市場では、徐々に価格があがっていくとき、そのことを管理価格インフレといいます。

まとめ

  • 大学受験者…第3者が便利なる外部経済も、市場の失敗の一例であることをおさえておきましょう。
  • 投資家…プライス・リーダーとなっている企業は、資産株になりやすい。

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