【高校・経済】インフレーション(インフレ)の種類・分類

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【高校・経済】インフレーション(インフレ)の種類・分類についてまとめています。インフレは大きく、程度による分類と原因による分類ができます。それでは、【高校・経済】インフレーション(インフレ)の種類・分類をみていきましょう。
復習【高校・経済】インフレーション(インフレ)の構造と対策

インフレの程度による分類

インフレの程度による分類は、

  • ハイパー・インフレ…超インフレ
  • ギャロッピング・インフレ…かけ足のインフレ
  • グリーピング・インフレ…しのびよるインフレ

と3つに分類できます。

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ハイパー・インフレ

ハイパー・インフレとは、短期間に物価が急激に上昇する「超インフレ」のことの状態をいいます。日本では、第二次世界大戦後に、このインフレが起こりました。このときは、年率100%を超えていました。その後も、経済復興のために復興金融公庫などが資金を大量に供給して、激しいインフレが続きました。このことを復金インフレといいます。

ギャロッピング・インフレ

ギャロッピング・インフレとは、かけ足のインフレという状態で、物価上昇率が10~数10%のインフレです。オイル・ショック後の狂乱物価などがそれにあたります。オイル・ショックとは、1973年に起こった石油危機が発端。

グリーピング・インフレ

グリーピング・インフレとは、しのびよるインフレという意味です。高度経済成長期の消費者物価の上昇のように、じりじりと物価が上がっていきます。高度経済成長期は、1961年以降、年率で平均5~6%の上昇が続きました。おもに、中小企業製品や農産物、サービスの価格が上昇したため、生産性格差インフレともいわれます。

インフレの原因による分類

インフレの原因による分類は、

  • 需要インフレ(ディマンド・プル・インフレ)
  • 費用インフレ(コスト・プッシュ・インフレ)

の2つに分類できます。

需要インフレ

需要インフレ(ディマンド・プル・インフレ)は、需要が供給を上回る超過需要によって起こります。たとえば、所得が増えることで、消費が拡大する消費インフレや赤字公債の発行などによる財政支出の拡大によって超過需要が起こる財政インフレ、銀行の貸し出しが増加することによって超過需要が起こる信用インフレがあります。

また、輸出が増えることによっておこる輸出インフレも需要インフレの1つです。

費用インフレ

費用インフレ(コスト・プッシュ・インフレ)は、供給側の原因で発生する物価上昇です。たとえば、原材料、特に輸入原材料が値上がりすると、それを原料としている商品は値上がります。オイル・ショック後のインフレは、費用インフレ(コスト・プッシュ・インフレ)の典型です。これを輸入インフレといいます。

また、大企業の管理価格の設定によって生じる管理価格インフレ(マーク・アップ・インフレ)、前述した生産性格差インフレも費用インフレの1つです。

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