ラクスルの企業研究(強み・業績・ビジネスモデル)

スポンサーリンク

証券コード【4384】ラクスル企業研究とビジネスモデルです。「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンの下、デジタル化が進んでいない伝統的な業界にインターネットを用いて新しい仕組みを創り、既存のビジネス慣習を変えていくことで、主な顧客である国内の企業・個人事業主の経営をより良くすることを目指し、事業を展開している企業。それでは、【4384】ラクスル企業研究とビジネスモデルです。

スポンサーリンク

【4384】ラクスルの概要

多重下請け構造下にある中小印刷会社や中小運送会社をインターネットで結びつけ、仮想的に巨大な供給キャパシティを持ち、ECサイトを通じて直接発注者と繋げるシェアリングプラットフォームを創出することで、1社が製造から販売まで全ての機能を持つ産業形態ではなく、サプライヤーと顧客の需給を効率良く結び付ける21世紀型の産業形態の在り方を提示していく企業。

ラクスルの売上推移

年度売上高(百万円)備考
2014761
20152,644ハコベル開始
20165,082
20177,675
201811,174
201917,168
202021,494ノバセル開始
202125,523ジョーシス開始
202233,980
202341,018
202447,500会社予想

ラクスルのビジネスモデル

ラクスルのビジネスモデル図解

ラクスルの主な収益の柱・事業ドメイン

  • 印刷事業…印刷・集客支援のシェアリングプラットフォームである「ラクスル」
  • 運送事業…荷物を送りたい顧客と運送会社のドライバーをマッチングして、インターネット上で荷物の配送予約から支払までを行うことができる物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」

ラクスルの強み

テクノロジー企業でありながら、オペレーションに深く入り込み、マーケティングによるレバレッジを最大限活用する。純粋なインターネット企業とも既存産業とも異なる競争優位性を有する。

  • BtoBプラットフォームとしてのユニークなポジショニング
  • ネットワークとして築いている印刷会社に発注し、印刷機の非稼働時間を使って印刷をする仕組みを開発、提供
  • ほとんどのプロセスをEC化することで人件費を中心とした営業費用をなくし、小ロットでも低単価で配布できる体制を構築
  • 運送業界においてもITによる効率化を図るとともに業界構造そのものをフラット化することで、荷主・運送会社双方に新たな価値提供

ラクスルの成長モデル

プラットフォーム「ラクスル」の運営を通じ、ユーザー(顧客)とサプライヤーをエンパワメントすることで、サプライヤーの増加、当社プラットフォームのキャパシティの拡大、ユーザーの増加、取引量の増加、さらなるサプライヤーの増加という、自律的な成長モデル

コメント

テキストのコピーはできません。