【2342】トランスジェニック企業研究とビジネスモデル

【2342】トランスジェニック企業研究とビジネスモデルです。「生物個体からゲノムにいたる生命資源の開発を通して、基盤研究及び医学・医療の場に遺伝情報を提供し、その未来に資するとともに、世界の人々の健康と豊かな暮らしの実現に貢献する」ことを経営理念とし、遺伝子破壊マウスの作製受託、抗体作製受託、臨床・非臨床試験受託、遺伝子解析受託、病理診断サービスを主たる業務としている企業。それでは、【2342】トランスジェニック企業研究とビジネスモデルです。

【2342】トランスジェニック

ジェノミクス事業においては、遺伝子改変マウス作製受託サービスの作製期間の短縮、さらにコスト低減が図れるゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)を活用した受注に注力するとともに、コスト面では人件費をはじめとする固定費の効率化に取り組んでいる企業。また、CRO事業においては、既存の顧客との取引を拡大・深化させるとともに、新規顧客の開拓に注力し受注強化を図りました。また、非臨床試験の更なる受注拡大に向け、顧客(主に製薬企業)の多様なニーズに応えるため、新しい病態モデルの研究開発に取り組んでいる企業。

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主な収益の柱・事業ドメイン

  • ジェノミクス事業…TG Resource Bank®等の遺伝子情報の使用権許諾や遺伝子破壊マウス作製受託、モデルマウスの販売及び抗体作製受託、新規バイオマーカーの開発
  • CRO事業…医薬品・食品の臨床試験受託、薬効薬理試験、安全性薬理試験、薬物動態試験などの非臨床試験受託
  • 先端医療事業…遺伝子解析受託及び個別化医療実現に向けた創薬支援サービス
  • 病理診断事業…病理組織検査、細胞診検査など

最近の動向

  • ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)浸透一巡による受託市場変化により受注減少
  • アカデミア向け受託事業依存構造からの脱却を目指し、企業向け受注活動の強化及びモデルマウス事業確立を急ぐ
  • DTCサービス受託・癌ゲノム診断も需要拡大を受け順調に拡大
  • 製薬企業向け治験支援サービスの分子病理サービスも順次受注を獲得
  • 自己採取HPV検査の市場浸透は時間を要するが認知度拡大施策を継続

強み・ビジネスモデル

  • ジェノミクス事業だけでなく、CRO事業、先端医療事業、病理診断事業も包含し、トータルな創薬支援事業を展開
  • モデル生物であるマウス(Mus musculus)の遺伝子を破壊する手段としての可変型遺伝子トラップ法、高親和性抗体を作製するGANP®マウス、尿中がんマーカー、膵がんマーカーに関する特許を保有

課題・リスク

  • 特定人物への依存

その他2000番台の企業