注目のエドテック・教育ICT上場企業銘柄一覧です。近年、教育分野におけるデジタル技術の活用が急速に進む中、「エドテック」や「教育ICT」といった言葉が注目を集めています。特に新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン学習が普及し、教育の形態が大きく変わったことで、教育市場におけるテクノロジーの重要性はますます高まっています。
注目のエドテック・教育ICT株式銘柄
本記事では、そんな教育の未来を牽引するエドテック・教育ICT関連の上場企業にスポットを当て、注目すべき株式銘柄をピックアップしてご紹介します。投資を検討している方だけでなく、教育のデジタル化に関心のある方にも役立つ内容となっています。
【5134】POPER
「教育事業者などのバックオフィス業務の効率化および保護者とのコミュニケーションを強化するSaaS型業務管理プラットフォーム『Comiru』の開発・提供している企業。
経営セミナーの開催及びチューニングしたWeb広告の運用により、集客からの商談化率が向上し、効果的なマーケティング活動を実現。「BIT CAMPUS」事業の統合により、顧客数とID数も増加。マーケット環境を踏まえ、大手塾向けには、「Comiru PRO」の導入と基幹システムの有償開発だけではなく、より開発コストが少なく、納期も短い「ComiruERP」の導入を提案。
【6098】リクルート
リクルートは、日本を代表する人材・情報サービス企業で、求人情報や教育関連のサービスを多岐に渡って提供しています。教育分野では、「スタディサプリ」などのオンライン学習プラットフォームが有名です。スタディサプリは、個別指導のような形式で学習サポートを行うプラットフォームで、月額料金で使い放題のサービスを提供しています。
リクルートの強みは、その大規模なデータベースと、ユーザーに合わせたパーソナライズされたサービス提供が可能な点です。スタディサプリでは、動画講座や進捗管理、質問対応などの機能を提供し、学習の効率化をサポートしています。また、リクルートの強力なブランド力と信頼性も大きな強みです。
【3933】チエル
ICT製品による教育現場への貢献や、教育に関するセミナーを開催している企業。今後、遠隔による教育やICTを使った教育が広がっていくことが予想されます。その中で使用する教材や製品の一端を担うのではと注目の企業。小中市場のGIGAスクール案件による複数年契約が安定的な収益基盤を提供するとともに、高大市場でもDX推進が進みクラウド系語学学習支援システムが堅調に推移。
グループ中核であるチエルが成長をけん引。教育ICT専業メーカーとして強みを持つ圧倒的な開発力、国内ではマーケットインの発想で経営理念にある「世界中の先生の授業をICTで支える」ための製品づくりに邁進し、高い企画力と技術力で貪欲に成長を目指すとしている。
【3998】すららネット
AI×アダプティブラーニング「すらら」の提供および運用コンサルティングを展開する企業。すららは、自宅向け、学習塾名、学校向けとあらゆる層で展開。学校向けでは、学校の課題解決をサポート。低学力層の底上げ、生徒募集の強化、進学実績の創出などに寄与できる。すららは現在、スリランカ、インドネシア、インドにも展開。社会貢献性、テーマ性、市場性と揃う。
すららとは、AI×アダプティブラーニングツールであり、小学校から高校までの国語、算数／数学、英語、理科、社会の5教科の学習を、先生役、生徒役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるAI教材。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、理解→定着→活用のサイクルで基礎学力の定着と、学習プロセスを通じて自己効力感を促し、学びに向かう力を養い、自ら学ぶ子へと導く。
【4686】ジャストシステム
ソフトウエア及び関連サービスの企画と開発、提供をしている企業。タブレットで学ぶ通信教育「スマイルゼミ」では、新たに「幼児コース」の年少講座、「高校生コース」の高校３年生講座を開講。また、「小学生コース」のコーチングや「中学生コース」の考え方コーチなど、AIを活用し、一人ひとりに最適な学びを提供する機能強化を行いました。米国向けHome Learning Service「Smile Zemi」の提供を開始している。
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