エボラブルアジア企業研究とビジネスモデルです。国内航空券のインターネット販売に特化したオンライン旅行事業などを展開をしている2016年3月31日にマザーズに上場した企業。それでは、【6191】エボラブルアジア企業研究とビジネスモデルをみていきましょう。
目次
【6191】エボラブルアジアの概要
「One Asia -アジアは一つとなり、世界をリードする-」をビジョンに、「アジアの人々の「移動」と「協業」を、ITの力でより近くに」を企業ミッションとして事業展開を行っております。旅行商材の比較サイトによる直販(BtoC)、他社媒体へ当社の検索予約エンジンを提供するOEM提供(BtoBtoC)、ホールセール(BtoB)、法人の出張手配(BTM-Business Travel Management)を販路に、国内航空券を中心に旅行商材の販売を行う「オンライン旅行事業」と、ベトナムにおけるラボ型システム開発を行う「ITオフショア開発事業」、さらに急増する訪日旅客(インバウンド需要)に旅行商材を提供する「訪日旅行事業」の三本の柱を主要事業として事業展開。
エボラブルアジアの業績売上推移(単体)
エアトリのプロモーションに大幅投資で大幅増収
エボラブルアジアの主な・収益の柱
- オンライン旅行事業
航空会社との強固なアライアンスにより、国内全路線の比較予約を実現 - ITオフショア開発事業
エンジニア人材不足のソリューションとしてベトナムのホーチミン・ハノイ・ダナンに拠点を設立。500人以上のITエンジニアを擁する”日系最大のラボ型オフショア開発”を展開。 - 訪日旅行事業
オンライン旅行事業で蓄積したノウハウをいち早く訪日外国人向けサービス及び民泊運営企業向けサービスとして展開
エボラブルアジアの強み・ビジネスモデル
- 国内旅行に特化
- 急増する訪日旅客(インバウンド需要)に旅行商材を提供する訪日旅行事業も展開
- 提携ブランドに沿ったサイトデザインのカスタマイズ
エボラブルアジアの最近の動向
<2019>
- J2所属の沖縄のクラブチーム「FC琉球」と資本業務提携
- 株式会社ハウスドゥと包括的業務提携を開始
<2017>
- 台湾最大手の旅行会社、ライオントラベルへ日本国内航空券のOEM提供開始
- 地銀提携の第一弾として、地銀三行との業務提携を開始
- IoT機能やマネーロンダリング対策AIを搭載したフィンテック両替機を企画開発する株式会社エクステックへの資本参加
- SNSのビックデータ分析や中国中心の越境マーケティングを行う株式会社トレンドEXPRESSへの資本参加
- ITオフショア開発事業も顧客へのエンジニアリング人員数が増加
- 法人の出張手配(BTM)の伸長
<2016.11>
- 総合旅行サービスプラットフォーム「 AirTrip 」の構築を開始し、第一弾として国内航空券予約サービスの提供開始。
エボラブルアジアの課題・リスク
- テロ・戦争など外的溶菌
- 原油価格
- 参入障壁が低くなり競争激化
注目のOTA関連銘柄についてまとめています。アドベンチャー、エボラブルアジア、オープンドアがその注目の企業となるでしょう