ポーラ、オルビスを中核とする大手化粧品会社グループ。主力のポーラは委託販売契約に基づく訪問販売やエステ併設型店舗「ポーラ ザ ビューティ」、百貨店で展開。商品は美白、アンチエイジング技術などを活用した高価格帯のスキンケア品が中心。それでは、【4927】ポーラ・オルビス・ホールディングス企業研究とビジネスモデルです。
【4927】ポーラ・オルビス・ホールディングスの概要
ビューティケア事業を始めとした「美と健康」に関わる事業を中心に展開。ビューティケア事業においては、多様化するお客さまの価値観に対応するため、保有する各ブランドにて相応しい市場シェアを獲得していくマルチブランド戦略を推進し、化粧品・食品の研究開発、製造、販売及びボディファッション・アパレル品等の販売を行っています。株式会社ピーオーリアルエステートにて、不動産物件(オフィスビル及びマンション)の賃貸事業を行っている企業。強力なポーラ、オルビスの2大ブランドがけん引。そこに、インバウンドでの需要、販売員のプロ化を進め、よりブランドは強固になっている印象。
ポーラ・オルビス・ホールディングスの業績売上推移
- 化粧品市場において、輸出も含める市場全体規模は堅調に推移
- インバウンド需要を除く国内市場規模は縮小していると推測
ポーラ・オルビス・ホールディングスの収益の柱と事業ドメイン
- ビューティケア事業(委託販売の「ポーラ」、通信販売の「オルビス」など)
- 不動産事業
ポーラ・オルビス・ホールディングスの最近の動向
- 『THREE』ブランドの新業態、本格的な食を通して美と健康を提供「REVIVE KITCHEN HIBIYA(仮称)」が日比谷にデビュー
- 「2020年長期ビジョン」の達成に向け、最終ステージとして新たに策定した新4ヶ年中期経営計画を実行中
- エステメニュー刷新など新ブランド戦略
- 販売員プロ化の促進
2020年長期ビジョン
2017年からの新中期経営計画は、2020年をゴールとした長期ビジョンの達成に向けた最終ステージと位置づけ、「国内の収益向上」・「海外事業全体での黒字化」・「次世代の成長ブランド構築」に取り組んでいる。
2017年からの新中期経営計画は、2020年をゴールとした長期ビジョンの達成に向けた最終ステージと位置づけ、「国内の収益向上」・「海外事業全体での黒字化」・「次世代の成長ブランド構築」に取り組んでいる。
- 戦略① 基幹ブランドの安定成長とグループ収益牽引
- 戦略② 海外事業全体での黒字化必達
- 戦略③ 育成ブランド拡大
- 戦略④ 経営基盤の強化(研究開発・人材・ガバナンス)
- 戦略⑤ 資本効率の向上と株主還元の充実
の5つの戦略を打ち立てている。
ポーラ・オルビス・ホールディングスの強み・ビジネスモデル
- マルチブランド戦略で多様化する顧客ニーズに対応
- スキンケアに集中で高いリピート率
- 基幹ブランドのポーラとオルビスは独自のダイレクトセリングで強固な顧客リレーションシップ
ポーラ・オルビス・ホールディングスの課題・リスク
- 情報セキュリティ
以上が、【4927】ポーラ・オルビス・ホールディングス企業研究とビジネスモデルとなります。
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