シンクロ・フード企業研究とビジネスモデルです。2003年4月に設立され、飲食店の出店開業・運営支援サイト「飲食店.COM」軸に、当社は “食の世界をつなぐ”を経営理念としており、「飲食業界に関わる人々をつなぎ、幸せにしていきたい」という想いを社名に込めた、2016月9月に東証マザーズに上場したシンクロ・フードの企業研究です。それでは、【3963】シンクロ・フード企業研究とビジネスモデルをみていきます。
【3963】シンクロ・フード
飲食店運営者と飲食店に関わる各事業者とをつなぐ「飲食店.COM」が軸。飲食店出店・開業者および飲食店運営者と、飲食店に関わる各事業者とをつなぐマッチングサービスを展開しているメディアプラットフォーム企業です。店舗物件や食材仕入先、内装事業者の検索・問合せといった、出店開業・運営において必要となるサービスを提供。また、飲食店専門の求人サービスなども行っています。
シンクロフードの売上推移
年度 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
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売上(百万円) | 649 | 849 | 1052 | 1377 | 1787 |
- 2019第2四半期連結業績は、天候不順等による飲食業界への影響はあったものの、概ね計画の範囲内で進捗
- 外部要因や売上期ズレの影響はあったが、計画の範囲内子会社買収によるシナジー効果は下期を予定
シンクロフードの収益の柱
- 運営サービス「求人@飲食店.COM」「飲食店.COM食材仕入先探し」など73%
- 出退店サービス「飲食店.COM店舗物件探し」「店舗デザイン.COM」「居抜き情報.COM」など20%
- その他サービスWEBマガジン「Foodist Media」など7%。
シンクロフードの強み
- 食の世界をつなぐというビジョンのもと、飲食店をキーワードに飲食業支援のトータルサービスの「飲食店.COM」を軸としたプラットフォームを構築。クックパッドのレシピを軸にしたビジネスモデルを彷彿とさせる。
- 独自性・収益性・安定性の強み
シンクロフードの最近の動向
<2019>
- 食材発注ツール「PlaceOrders」のリニューアル及び有料プランの提供開始(1月)
- 連結子会社ウィットの会社分割(新設分割)による子会社シンクロ・キャリア設立を発表(2月)
- 「飲食店.COM」の登録ユーザー数が15万件を突破(2月)
<2018>
- 外国人向け求人サイト「Food Job Japan」の提供開始(4月)
- 「攻めのIT経営銘柄2018」のIT経営注目企業に選定(5月)
- 顔認証勤怠管理「飲食店タイムカード」スマホアプリの提供開始(6月)
- 株式会社スペイシーへの出資(8月)
- 九州エリアにおける物件サービスの提供開始(9月)
<2017年>
- 飲食店に特化したリサーチサービス「飲食店リサーチ」提供開始
- 食材を簡単に発注できる飲食店向け発注サービス「プレイスオーダーズ 香港版」提供開始
<2016年>
- 飲食店に特化した食材発注ツール「PlaceOrders(プレイスオーダーズ)」をリリース
- 飲食店の求人情報サイト「求人@飲食店.COM」の東海版を開設
- 東京工業大学熊澤研究室とIoT技術を活用した通行量調査に関する共同研究を開始
シンクロフードのリスク
- 景気動向や飲食業界における雇用情勢の変化
- 情報漏えい
- システムダウン
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