2024年度版【大学受験・就職試験】重要な時事用語の変遷と用語解説

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知っておきたい時事用語をチェックしておきたいと思います。

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重要時事用語一覧

ここ数年に注目されてきた用語です。以下の用語では、大学入試や就職試験の中で多数使用されてきており、注釈もない用語も多く、一般常識として知っておく用語も増えています。

ここ数年のトレンド、

  • 2023年…生成AI、リスキリング、ESG
  • 2022年…MaaS、DoT、新自由主義、ゲーム理論
  • 2021年…web3、DAO、EBPM
  • 2020年…デジタルトランスフォーメーション、ギグエコノミー
  • 2019年…モバイルペイメント、Vtuber、D2C
  • 2018年…リカレント教育、SaaS(サース)
  • 2017年…Fintech(フィンテック)、AI(人工知能)、VR(バーチャルリアリティ)、分散型動画メディア

生成AI

生成AIとは、ジェネレーティブAIとも呼ばれ、コンピュータが学習したデータを元に、新しいデータや情報をアウトプットする技術であり、新しいコンテンツを生み出します。これまでのAIが決められた行為の自動化であることの対して、大きな進歩と言える。ChatGPTもその一つ。

リスキリング

リスキリング(Reskilling)とは、職業能力の再開発、再教育のことを意味、人生100年時代において、必要とされる知識や技術の変化を経験することが、何度か訪れる時代へと突入。そこで、その都度、新たに必要となる業務・職種に順応できるように、スキルや知識を再習得する必要がある。

ESG

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとった用語。環境問題ダイバーシティ、ワーク・ライフ・バランス、情報開示や法令順守など、ESGの観点から企業活動をすることが求められている時代。

MaaS

MaaSは、Mobility as a Serviceの略でICT(情報通信技術)を活用して公共交通、カーシェア、タクシーなど自家用車以外の交通手段をクラウド化し連携することで、交通をひとつのサービスとして捉えること。たとえば、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適化していくなど。

DoT

DoTは、Deeplearning of Thingsの略でモノのディープラーニング化。DoTが発展するとあらゆるモノが学習をし、適切な判断を下してくるような未来も実現される可能性。

新自由主義

政府の財政政策による経済への介入を批判し、市場の自由競争によって経済の効率化と発展を実現しようとする思想。1980年代のサッチャー、レーガン政権が経済政策に採用して以来、世界的な潮流。提唱者として、1976年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者ミルトン=フリードマンが有名。

ゲーム理論

ゲーム理論は、物理学者のフォン・ノイマンが発想したといわれ社会や自然界における複数主体が関わる意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究する理論。ジョン・ナッシュは、非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓で、1994年にノーベル経済学賞を受賞。ゲーム理論の経済学への応用に関する貢献。

web3.0(web3、サードweb)

Web3.0とは、パブリック型(広く一般に開かれた)のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念。Web2.0のように、GAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)の巨大企業のプラットフォームに依存しない世界ともいえる。もっと個人のエンパワーメントの影響力が大きくなると考えられます。つまり、個人が企業を勝る場面も出てくるのかもしれません。

DAO

Decentralized Autonomous Organizationの頭文字で、自律分散型組織と呼ばれます。Web3.0に則るトークンやスマートコントラクトを基盤に会社を作る試み。

EBPM

Evidence-Based Policy Makingの頭文字で、エビデンスに基づく政策立案を指します。これにより、政府や地方公共団体の仕事の進め方を根本的に見直され、より効果的で効率的なものになります。まとめると、統計データや各種指標など、客観的エビデンス(根拠や証拠)を基にして、政策の決定や実行を効果的・効率的に行うことと言えます。これまでは、民意や社会の状況を把握し、瞬時に政策を実行するには限界があったことからすると、期待できる仕組みだと言えます。

デジタルトランスフォーメーション(DX)

スウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した「ITの浸透そして進化が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させ、豊かにする」という概念。 広義では、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーション。日本では、2018年に経済産業省は有識者による「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」を設置しています。

ギグエコノミー

2015年くらいからアメリカで使われるようになった用語で、インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方や、それによって成り立つ経済形態のことを指します。代表的なサービスで、UBER(ウーバー)の配車サービス、TaskRabbit(タスクラビット)の便利屋サービス、Airbnb(エアビーアンドビー)の宿泊施設仲介などが挙げられます。

モバイルペイメント

モバイル決済の総称で、QR決済もその1つ。

Vtuber

「バーチャルYouTuber」の略語で、2Dまたは3Dのアバターを使って動画投稿や配信活動を行っている人の総称を指します。キズナアイなどがその代表。生身で配信を行うYoutuberとの最大の違いは、やはりアバターを使用している点。

D2C

D2Cは、「Direct To Customer」の略語で、流通業者などの他社を介さず、商品を製造する企業が自分たちで直接商品を売る業態差します。つまり、自分たちで作り、自分たちで売る形態です。

リカレント教育

生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システムのことを指し、個人が変化し続ける社会に適応するためには、生涯学び続けることが必要であるという考えのもとで行われる教育です。

SaaS(サース)

SaaSは、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア(主にアプリケーションソフトウェア)もしくはその提供形態のことを指しますが、アイリッジが提供する「popinfo」は、着々と提携企業を増やし、利用者数を増やしているように感じます。

Fintech(フィンテック)

2016年初めから盛んに登場、話題を集めている領域ですね。引き続き、注視しておかなければならないでしょうし、今後の我々の生活を一変させるサービスも生まれてきそうですね。Fintech(フィンテック)とは、情報技術(IT)を駆使して金融サービスを生み出したり、見直したりする動きのことです。

AI(人工知能)

AIとは、人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試みで、そのための一連の基礎技術を指す領域ですが、このAIも2016年に引き続き2017年も市場を賑わすのではないでしょうか。2017年は、AIの研究や製品を作る企業はもちろんですが、どうAIを活用していくのかと示し、導入する企業に注目したいところです。

VR(バーチャルリアリティ)

VRSとは、実際の形はしていないか形は異なるかも知れないが、機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術。この猟奇も、2016年から引き続きですね。2017年は、VRを使ったコンテンツも多く生まれてくるでしょうから、ヒット商品を生み出した企業の株価は、何倍にもなりそうですね。

分散型動画メディア

分散型動画メディアは、自社サイトではなく、他のプラットフォーム(主にソーシャルメディア)に直接コンテンツを配信するメディアをいいますが、日本では、DELISH KITCHENを運営するエブリーに憩いを感じますが、上場企業でもこの分散型動画メディアに資本を投入していく企業も出てくるかもしれませんね。注視したいところです。

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