【ノーベル経済学賞】古典派(マネタリスト)の人たち

古典派(マネタリスト)

マネタリストとは、「基本的に経済は自由な市場に委ねるべきで、物価や経済の安定のためには貨幣政策をコントロールすることこそ最も重要である」との考え方を持つ経済学者たちを指します。現代の経済理論の主流派を占めます。

中でも、新古典派では、その代表格ともいえるミルトン・フリードマン(注1)が唱えた「貨幣数量説」による通貨政策を重視し、「大きな政府は不要であって、できるだけ財政収支の均衡を図るべきであり、金融政策も貨幣供給量の安定化にとどめるべきだ」「政府は裁量的に介入するのをやめて、ルールの設定に専念せよ」と主張する学派で、1980年代半ばにかけて米国のレーガン政権によって採用され、英国のサッチャー政権などにも大きな影響を与え、日本にも受け入れられてきました。

(注1)ミルトン・フリードマン
1976年、ノーベル経済学賞受賞者で、裁量的なケインズ的総需要管理政策を批判したアメリカの経済学者
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現代のマネタリストの人たち

・ミルトン・フリードマン
・ポール・サムエルソン(経済学の巨人)
・ジョン・ヒックス
・ワシリー・レオンチェフ
・フリードリヒ・ハイエク
・ロナルド・コース
・ゲイリー・ベッカー
・ロバート・ルーカス

市場の万能性を唱える「シカゴ学派」と呼ばれる経済学者たちも多い。そして、ここに列挙した人たちは、皆、ノーベル経済学賞の受賞者です。市場機能そのものに疑いの目を向けるような学説は選考の対象から外されてきたといえるのではないでしょうか。(もちろん、少数ながら違う学派の受賞者います。)今年の経済学賞はいったいどの学派に属する誰になるのかと楽しみですね。

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